ご利用は計画的に
この記事はCCS裏アドベントカレンダー22日目の記事です。
昨日の記事
ASMRという視点からVを見る - Megane4123’s blog
VtuberってASMRもやってるんですね・・・
声という音を使っているということを思い知りました。
どうも、スルメです。
今回の記事、どうしようかとギリギリまで放置してたのですが、せっかくですしCCSの中でも特異かもしれない私の創作関係についてお話ししようかと。
私の趣味は基本的に好きなジャンルに沼ッてることなのですが、そこからさらに発展してコスプレとファンアートもやってます。
本当に気が向いた時のみにしかやってませんが。
今年私が作ったものたちの中で印象深かった3点を取り上げていきたいと思います。
面倒くさいので制作過程は基本文章です。画像は完成品のみです。(こういうのがあるから途中過程の大変さが伝わりにくいし、創作関係を甘く見てしまう原因になるんだよね。実際に私がそうで地獄を見た。)
それではお付き合いくださいませ。
初制作のコスプレ衣装
・2月中旬~3月頭にかけて制作
・費用は2万円程度
製作時間がだいた2~3週間程度のように見えますが、実は前年の年末から型紙を探したり、適切な材料はないかとずっとこねくり回してたので実質製作期間は3ヶ月以上。
いやー、これは大変だった。
正直製作期間を甘く見てた。
このキャラの誕生日に合わせてニコイチのキャラの子と併せ*1する予定だったんだけど、緊急事態宣言でぽしゃり、のんきに作ってたらエア併せ*2が決まり、ラストの一週間は死に物狂いで作った。
型紙から裁断、縫い合わせに取り掛かればなんとかなるかな~って思ってた。
違った。
まず型紙移すのに時間がかかる。
元々ある型紙の上にトレーシングペーパーを重ねて移すんだけどずらしたらアウト。それに自分の体に合わせるサイズだからとにかくでかい。机の上でできるサイズだったらさくっと終わるけど、床でやるしかない作業。定規も15センチではなく50センチ。そして細かいパーツもあるので写し終わらない。あとずっと床に座ってるから腰が痛い。
そして裁断、布を切る。これもまたとにかく床作業。腰が痛い。切ってしまったからにはもう元に戻れないので慎重にやるしかない。
最後に縫い合わせ。何が大変だったかってズボンのチャックやジャケットの襟とか複雑な部分だとどの布がどのパーツになるのか理解するまで時間がかかった。
いやー、作業本体だけじゃなくて考えるのに時間がかかった。本当に。
舐めてた。衣装制作見くびってたわ。
Twitterのコスプレ垢で1週間で1着作ってる人がいるけど、その人が単純に多産な人なだけだった。
絵描きならわかると思うけど、構図・ラフ・下書き・線画・着色・塗り・加工ってたくさん過程あるし、そもそもうまくないと何度もやり直すから時間かかるじゃん?それでも毎日絵を投稿してる人いるじゃん?
なんでできるの?っておもったことない?
絵や衣装制作に関わらず、すべての創作物ってやっぱり「知識と経験」がものづくりのスピードを左右するんだよ。
実際、私はこの衣装を作ったとき1着目のベストがワンサイズ小さくて慌てて衣装全部の型紙をワンサイズ大きいのに作り直した。タイムロス。なれている人だったら自分の体格を知っているのでこのようなことは起きない。
やり方がわかっている人だったらサクサク進められるけど、右も左もわからない初心者は作業時間だけではなく考えたり知識を入れたりするにも時間がかかる。
ただそれだけのことだった。
創作、舐めてた。
イヤー痛感しましたわ。
でもね、この衣装から学んだことは創作の大変さだけじゃない、それ以上に楽しさが勝った。
自分の手で推しが着ている衣装を作ったこと。
推しが着ている衣装の種類はどんなものか知れたこと。
金属の部分など細部まで再現すること。
そして完成した衣装を着てコスプレできたこと。
そのキャラの相手役の子と合わせができたこと。
コスプレをしていなくても推しが着ている服が自室に存在すること。
なにこれ!!!
超嬉しいんですけど!!!!
これよこれ、創作の楽しさ。
生みの苦しみを上回る喜びよ。
完成した時は嬉しかったなぁ。
さっき制作期間は経験が左右するとか書いたけど、それだけじゃなくて「どこまでこだわるか」or「どこまで妥協するか」も大きいと思う。
現に私の憧れのレイヤーさんの一人は一着作るのに1~2か月たっぷりかけてた。その人は自分の体に合わせたうえでいかに本物を再現できるかにこだわっていたからだ。
逆に何着も作る人はシルエットを簡略化して作業工程を減らしていた。
どっちも衣装制作においては立派な作戦だと思う。
とにかく私はこの衣装から作ることの楽しさ・喜びと、全創作者(特に自作派レイヤー)の偉大さを思い知った。
作ってよかった。
では次。
あるキャラが所持しているアイテム(本)
・9月の上旬に作成(製作期間約1週間)
・費用1万円弱
これは先ほど挙げた衣装を着ているキャラといつも一緒にいるキャラが持っている本。
ちなみに表紙だけじゃなくてちゃんと開いて本の中の紙のようなパーツもある。
なんで作ったかというと、その子の誕生祭に合わせて作ったからだ。
・・・で、学習しないスルメ。
その子の誕生日の2日前に作業に取り掛かった(本当にアホ)。
こんな細かいパーツいっぱいあるの2日で作れるわけなかろうが!!!
単純にギリギリまでやる気が出なかっただけです。気分屋です。
実をいうと、Adobe Illustratorで数か月前から型紙はできていたのでそれをプリンタアウト、キャラの誕生日数日前にそれに沿ってパーツを切り出し、下地を塗り、色を塗り、組み立てていった。
お気づきだろうか。
この手の造形は塗装が乾くまでにとにかく時間がかかるのだ。
パーツが細かくて、しかも写真だと片方しか写してないけど実際は両面、2倍作ったのだ。型紙からボードに写すのも切り出すのも時間がかかった。
そして下地→下地→塗装と塗料を合計3回塗った。
これは湿度や気温などの天候にも左右されるから完全に乾くまで1日は見積もった方がいい。
キャラの誕生日に2日前に作り始めて間に合うわけがないんだこれが!!!
結局完成したのはキャラの誕生日の1週間後だった。
誕生祭には間に合わなかったが、やはりキャラが持っているアイテムが部屋にあるのは良い。最高に満足だ。
そしてFFに熱心な上記に2キャラ推しの方がいて、その方に大うけした。
反応目当てに創作するときつくなることの方が多いのでなるべく避けたいが、やはり反応をもらえると嬉しいものだ。
いろんな方にすごいと言ってもらえた。
私も思う。こんなの作るの正気じゃない。
でも当時の私はキャラが好きで作るしかない!って思ってたんだよな。
パッションってすごい。
今度、そのキャラをやっているレイヤーさん仲間に持たせるつもり。
ふふっ楽しみだ・・・
キャラに持ってもらえてそのアイテムはさらに完成すると言っても過言ではない。
今度こそコロナのせいで予定が延期されないよう祈るしかない・・・
そして最後。
2年前のポストカードのリベンジ
・作業時間約1週間(1日1時間程度)
これは漫研でポストカードの描き方講座をやったときに自分で例を出すために描いたものだ。
キャラクターを映えさせる構図や加工の仕方などを中心に話した。
自分で言うのもなんだがこれ本当に同じ人が描いたのか疑問に思うレベルだ。
でも確かに2枚とも私が描いたKAITOだ。
なぜこれを最後に持ってきたかというとやはり創作に重要なのは「知識と経験」だと実感したからだ。
1枚目は光と影を理解していなかったため、塗りが曖昧で光源がバラバラである。それにやはり顔のパーツや髪の毛の描き方や身体のバランスなどが理解していなかったためにいびつである。
でもこの2年で絵をちまちまと描いて光と影、顔や身体のバランスを実体験と共に理解していったことによって2枚目のように違和感が少なく、光の演出によって映えるイラストに変化した。
やっぱり創作は続けていくことが一番ですよ。
結論と今後の展望
CCSはプログラミングやDTMなどがメインの創作サークルだし、みんな最初はうまくいかなくて大変だったと思う。
私もそうだった。
でもやっぱり完成した時の喜びは何事にも代えがたいし、続けていくことでどんどん上達して楽しくなっていく。
これは継続して経験を積み重ねていった者だけが知っていることだ。
反省点としてはやはり製作期間を甘く見ていることか。
初心者なら調べたり模索する時間も含めて計画を立てていくべき。
あと今制作してる衣装やアイテム、造りかけが多い。型紙の段階とか、ひどい奴だと縫いかけとか。早く完成させんかい。
まだまだ私は色々作りたいものがあるのでどんどん作っていきますよ。
来年は同人誌を作ったり、せっかくVOCALOIDもいるので何かしら音屋としても活動をしたりとかやっていきたいですね。
これらをふまえて最後に一言
「制作は計画的に」
ギリギリまでこのアドカレ書かなかった上に今もレポートためまくってるの本当に学ばないね自分は(呆れ)
何がとは言わないが爆発だ!
これはCCS Advent Calender 20日目です。
前日
良い子のみんな!こんにちは!スルメ大王だよ!
CCSの活動で私がやっていることと言えば・・・?
絵
本来DTMやりたくて入ったはずなのに絵ばっかり描いている気がする。漫研に入ったこともあるけど、そもそもCCS19に絵師人口が他と比べて少ない気がする。
てか描いている人いるっちゃいるけどCCSとしてやらない主義が多いのね。
というわけでやったことないのに、そもそも去年DTP講座参加していないのに写真編集(レタッチ)メインのDTP講座やることになった。初めてGIMP触ったよ。
ペイントソフトはMedibangとクリスタくらいしか触ったことない、しかもそれらはお絵描き用。それに対してGIMPは写真編集メイン。ペンを使って自分で0から画像(絵)を作るのと、元々あった画像(写真)を切り抜きしたり色合いを変えたりして別のものにするのとではわけが違う。だいたい絵を描くときはペンタブか液タブなどを使っている。ペンを握っている。しかし、画像編集は基本的にマウスやキーを使ってポチポチとやっていく。
あぁ、違いすぎる・・・。こんなので私に講師が務まるか・・・?
だが、ちょうどその頃、Twitterでこんな映像が流れてきた。
https://twitter.com/paiotsu_taro/status/1293888367629721601?s=20
これか!なるほど!これをやればいいのか!
無理矢理自分を納得させて去年講師をやっていた地下ばなな氏とnaruyaさんにコンタクトを取り、自力でいろいろ調べ、なんとか使い勝手を理解し、講座資料を作った。グダグダになって申し訳ない・・・。
でも、このことは私がまた新たに物事に挑戦するきっかけになった。
「Photoshopを使えばいい画像が作れるんじゃないか?」
前置きは長くなったが本題に入ろう。
「Adobe Creative Cloudのうち、PhotoshopとIllustratorの使い心地を試してみた」
・・・が、この目標はアドカレ執筆までに存分に叶うことはなかった。
なぜならば!
課題の山
パソコンを触ると言ったらMoodleかTeamsで授業見てPDFを開いてWordでレポート書いてExcelでグラフ書いて・・・
構造式は?回路図は?PowerPointで無理矢理作るの?
これはもうペイントソフトを使うしかないだろう!
・・・と、こんな具合で課題をやるためだけに使い慣れたクリスタと、インストールしたてほやほやのフォトショとイラレで頑張って課題をこなしたのだった。
終わり。
違います。
使い心地をレポートします。少し触ったくらいだけど。
フォトショ
・GIMPと違って自動選択ツールの感度が良い
・ツールの種類が豊富
・ウィンドウがシンプルで使いやすい
・PowerPointみたいに感覚で編集できる
・直線や円などの図形が大きさも比も正確に描ける
少ないけど本当にメリットがこれしか実感できない程度に触れてない・・・もう課題やりたくないよ・・・
とりあえず参考にしたAdobe公式の使用法集
ちなみにAdobe Creative Cloudは本来個人向けだと月額5680円(税別)、学生教職員向けでも月額1980円で、安くても我々は年間少なくとも24000円は払わなければならない。買い切りなどない。
しかし、我らが大学のプランを利用すれば年間8000円程度でフォトショやイラレをはじめとする20のソフトがすべて使えるのだ!1/4の値段でだ!最高!
あっでもやっぱりキレそう。課題が多いよ大学さん。
というわけで今回すごく雑になって申し訳ないが、今回の記事はここで筆を置きたい。
今後きちんとコラ画像のみならず色調補正や肌補正などのガッツリレタッチやった感想をきちんと記事にまとめたい。
まとめがとても雑になった上に諸事情で投稿がフライングになったことをお詫び申し上げます。
あとタイトルで爆発してるのは芸術。画像編集は芸術。本当に。爆発ね。
終わり。
おまけ
昨日の記事の冒頭の画像はフォトショで作った。
ようやくまともに編集出来たよ!やったね!涙
教えて!ダイエットハカセ!
こちらはCCS†裏†アドベントカレンダー2020の19日目です。
前日
では、さっそく本題に入っていこうと思う。
御存知の方も多いと思うが、私はダイエットをしている。
まず結果から言おう。
ついに先日、目標というより大きな壁を突破した。
体重が50キロを切ったのだ。最低で49.4キロ。今はだいたい50キロ前後をキープしている。
最高に太っていた時期は浪人の2~3月頃、たしか60~61キロはあった気がする。
当時は体重計なんて見たくもなかったのでだいたいそれくらいである。
現在大学二年生の12月なので2年弱で約11キロの減量に成功したのだ。
これは毎日測っていないが、月ごとの平均体重のグラフだ。
(測っていない時期は後で説明する)
なぜ私がダイエットを始めたのか、ダイエットのメリット・デメリット、どんな運動をしたのか、どんな食生活だったのか、自分の体の変化など、色々と語っていこうと思う。
1ダイエットを決意した話
私は物心ついたころからやや肥満だった。
運動は大の苦手だし、習い事のテニスでどんくさくてコーチに怒鳴られるし、体育で足手まとい扱いされるのはいつものことだった.
食べることは大好きで学校から帰宅してお菓子を食べるのが楽しみだったし、給食はいつもおかわりしていた。大嫌いなシイタケが出まくる給食だったけど、美味しかったのだ。
家では母からずっと「デブ」と呼ばれてきた。ある日色々精神に来て泣きながら「もうデブって言わないで」と言って以来言ってこなくなったが。
ダイエットの神は降りてこなかったが、ある日事件が起こる。
小6の時のことだ。この時の担任はTHE・古臭い考え方で怒鳴ればいい、厳しければいい、といった方針の定年前の女教師だった。小学校における担任のさじ加減が最も現れる時間と言ったら・・・
給食だ
絶対に食缶を空にしたい教師
よく食べる私、野菜が嫌いで残しまくるクラスメイトたち
すぐさま私はターゲットにされた。
配膳されて食べる前に残したい人は最初から食缶に戻しに行くシステムだった。で、おかわりしたい人が食べていく。
教師は野菜がたくさん残っているとすぐさま私を呼びつけ、4~5人前分は野菜をもり、他にも汁物やごはんも盛ってきた。バカだった私は教師に逆らってはいけないと思い素直に従っていた。つけあがる教師。胃がはちきれそうになったり、吐き戻しそうになったりしながらも完食する日々。
いくらお昼だけとはいえ毎日大量に想定量より多く食事をとっていたらどうなるか?
当然太るのだ。
2学期だったか3学期だったかの身体測定で、とうとう私は体重50キロに達してしまった。だいたい身長148くらいだったころか?
教師は私を呼び出し、こういった。
「お前、この体重はショックだろう。ご飯食べるときはまず野菜から食べて血糖値上げないようにして・・・」
などなど、10分くらい説教を垂れ流してきた。
は?????????
お前散々食わせてきたのにそこは無視????その癖に「私は生徒の健康を心配していますよ」アピールだと?????
マジでふざけんなと思ったと同時に「やっぱり私はデブなんだ・・・」と思春期の私は深く傷つき、「自分はデブ」という考えを背負って生きるようになった。
当然中学でもデブと言われたり、運動ができなくて下手なダンスや遅い足を笑われたりする日々だった。
幸いにも高校では優しい人に恵まれ、やや肥満は相変わらずだがそこまで気にする機会は減った。たしか当時は身長154センチに対して体重55~56キロくらいだったか?だいたいBMI23、標準域内だ。
しかし、私はそこからさらに激太りしてしまうことになる。
浪人だ。
浪人、それは予備校と自宅を行き来し、勉強のために1年間をささげる機関だ。
私の生きる喜びは食べること、中でも「コンビニスイーツの新作」「菓子パン」と「燃えよ唐辛子シリーズ」に熱を上げてしまった。
予備校で自習をし、疲れてくると気分転換と脳の栄養補給がてら予備校から徒歩3分のファミマもしくはローソンへ行き、甘いミルクティーもしくはカフェオレ、そしてコンビニスイーツや菓子パン、燃えよ唐辛子を買い、予備校のラウンジで貪り、勉強をするという日々だった。
浪人経験者なら間違いなくわかると思うのだが、運動をすることなどほとんどない。それどころか引きこもって勉強ばかりなので行き帰りと教室移動くらいに歩くくらいしか動かない。それなのに食べまくる。予備校が津田沼にあったのでなりたけに行って背脂たっぷりのラーメンを食べまくったし、地元のラーメン屋にも通った。
もう結果は見えているだろう。冒頭にも言った通り、私はさらに太った。
身長154センチにして体重60キロオーバーとなってしまった。BMIは25超え、肥満領域だ。本物のおデブになったのだ。
お腹はぽよんぽよんでズボンのウエストの上に肉が乗っかる。二段腹。ちなみに太ももの上に尻も乗っかる。腹と尻に谷間みたいなのが増えるのだ。そして浪人中は全く服を買わなかったので2本のジーンズをずっと履きまわしていたのだが、2本とも股ずれを起こした。穴空いた部分が皮膚に触れるとヒリヒリして痛いんだこれが・・・
そんなことも含め色々事件が起きた浪人で、第一志望にこそ受からなかったものの、なんとか後期で今の大学に入れた。今こうしてサークル用のブログを書けているのも、良い縁だと思う。
いい話で終わらないぞ?この章は「ダイエットを決意するまでの経緯」だ。
まぁ受験を終え、「いい加減痩せないとなーw時間できるはずだしジム通いとかもやってみるかなw」とダイエットを舐め腐っていた。
大学に入学し、みんなが4~5月に通る道。
健康診断
高校までとは違い、一気に身体測定も視力検査も聴力検査も検尿も終える上に血圧測定まである。なんかすごいな~と思いながら次々と受けていった。
そして最後、職員さんに結果を提出した時
「あ、これは・・・すみません、BMIが25.00ちょうどなのですが、再検査で指導をするので空いている日はありますか?」
と言われた。
健康診断にひっかかった。
私は健康じゃないのだ。
デブなんて罵りじゃない、増え続けた体重は“不健康”という形で私にのしかかってきた。
いや、浪人終えて暴飲暴食を控えてぼちぼち筋トレしていたから59.3キロに減ってはいたのだ。Maxではなかったが、基準を上回ってしまったのだ。超えてはならないラインを超えた・・・
そしてこの時私には
ダイエットの神が降りてきた
(仰天チェンジのアレ)
「痩せてやる!大人になったから食事制限も運動も徹底して、子供のころから太っていたことを克服して、綺麗になって着たい服を着こなしてやる!!!!」
(まぁその後生活指導の時さらに体重が減っていて「あ、もう色々やっているのですね。だったら大丈夫ですよ~」とおとがめなしだったけどね。その時のを探したらBMI24.2だった)
2参考
いきなり参考文献に入るが、私はこれのおかげで痩せた・・・いや、人生が変わったといっても過言ではない、素晴らしい本に出会ったのだ。まずはこれを紹介させてほしい。
「スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました」
「もっと!スリム美人の生活習慣を真似したらリバウンドしないでさらに5キロ痩せました」」
「初公開!スリム美人の生活習慣を真似して痩せるノート術」
この本はダイエットをしていない人にも全力で勧めたい。これは生活習慣も考え方も変わるし、見える世界が輝いてくるし、毎日が楽しいものになる。
内容を紹介しよう。
漫画家のわたなべぽんさん(著者)はある日、自分の体重で便座を割ってしまう。ダイエットを決意するも夫から「何回もダイエット成功しているはずなのになんで今も太っているの?痩せてもまた太るんじゃない?」と言われてしまう。そこから「痩せた後二度と太らない方法」を模索したぽんさんはあることに気が付く。
「スリム美人は生活そのものが美人で、おデブはおデブらしい生活をしている・・・」
「ということはスリム美人と同じ生活をすれば私も自動的にスリム美人になれる!?」
かくしてぽんさんはスリム美人とおデブさんの生活習慣や考え方の違いをリサーチし、おデブ習慣をやめてスリム美人の生活習慣を取り入れたら1年半で95キロから60キロ、合計35キロの減量に成功した。
これなのだ。太るかどうかは結局ダイエット方法なんかじゃない。生活習慣なのだ。しかもこの本のすごいところはただのダイエットではなく、髪の毛や肌や爪の手入れ、部屋をきれいにすること、美しく振舞うこと、無駄遣いしないこと、人間関係を大切にすること、毎日を大切にすること・・・などなど、きちんとしている習慣を身に着けていく。その過程自体を楽しむのだ。体重だけを気にするのではない、美しく生きていく術を少しずつ身に着けていくのだ。いくらだらしない自分であっても、やっぱり綺麗になっていくことや自分を労わる生活をするのは楽しい。考え方や人生観を変えてくれるのだ。最高。
ここで一部のおデブあるあると美人あるあるを紹介させていただこう
おデブあるある
・言い訳が多い
・ご褒美・お祝い=食べ放題・食べ物
・たとえサラダだろうと料理は肉と濃い味はマスト
・水分補給はカフェオレかミルクティーかジュース
・コンビニの新商品やレジ前商品に弱い
・部屋やカバンの中が汚い、アクセサリーはゴチャゴチャ、カバンや靴が薄ら汚れている・・・
・運動はやらないやりたくない、やる意味が分からない
・化粧品や文房具などがいつも使いきれない
・ダイエットグッズをいろいろ買うが放置されている
美人あるある
・食べ物は美容のための栄養を取るために食べる
・ご褒美・お祝い=カバンやアクセサリーなどのキラキラアイテム
・水分補給は水かお茶、水をこまめに飲むし、冷たいものばかり飲まない
・メイクや服は店員さんにアドバイスをもらってきちんと試着して鏡でチェック
・メイクポーチはすっきりコンパクト、アクセサリーはきれいに収納
・週に1~2回なにかしら運動はやっている
・日焼け止めと虫刺されには気を付けている
・美容グッズやサプリメントを愛用している
・「私ちょっと太ったかも?」と思ったらすぐ体重計に乗れる(現実をちゃんと見られる)
これらはほんの一部・・・
刺さる!おデブあるあるが刺さる!!!
そして美人あるある!眩しすぎて直視できない!!!
こうして改めて見ると、自分はだらしなかったからどんどん太ったんだろうな・・・と改めて反省した。未だにスケジュール管理や部屋の掃除とかきちんとできていないし・・・
あとおデブは言い訳が多いって話だけど、先ほど述べた浪人時の激太りがまさにそれだと思う。「勉強に疲れたから」と言って甘いものを食べまくり飲みまくり、「勉強しなきゃいけないから運動する暇ない」と言って動かない生活・・・そりゃ太るわ。(だからといって浪人中に運動する人はなかなかいないとは思うが)浪人が決まったときに進路指導の先生に「あんたは言い訳が多い!」って言われたな・・・そして浪人も駄目だったんだけどさ。
とにかく、言い訳が多いと何事も成し遂げられないものだということを痛感した。
ダイエットハカセのクソコラも要はそういうことだ。運動なし、食事の管理(食事制限ではない)なしでは綺麗になることは難しい。
(※これは基本的に生活習慣的な要因について述べています。体質や薬の関係で体型のコントロールができない方もいらっしゃいます。もし傷ついた方がいらしたらお詫び申し上げます。)
ダンベル何キロ持てる?
「はい、サイドチェストオオオオォォォ!!!!」
去年ブレイクした筋トレアニメ。これは主人公の響(ツインテの子)がダイエットを決意して、同級生の朱美たち(黒髪ロングの子)と筋トレをしまくるお話。
アマプラで見ましたよ。
このアニメは日常モノとしても面白いけど、正しい自主トレーニングのやり方や器具の使い方や目的、食事について正しい知識が得られる。
ダイエットというより体つくりだけど手始めに知識をつけるのにおススメ。
3運動のこと
ここから私が何をやってきたかを述べていこう。まずは運動から。
体育でフィットネス(2019年4~7月)
大抵の学部学科で1単位は取らなければならない体育、私はフィットネスを選んだ。
フィットネスっていうからヨガ的な何かを想像していたのだけど、器具をがっつり使う筋トレだった。
負荷を自分に合ったものに調節して個人でやっていく。そして定期的に自分の最大限発揮できる力がどれだけ上がったのかを調べて、その都度変えていくというスタイルだった。
運動が苦手で人と比べられて凹んできた私には運動をすることや自分の成長を知ることの喜びを始めて感じられたのがこれである。
先生の言う通り、授業が終わった後はゴールデンタイム(※)ということでザバスミルクを飲んだりプロテインバーを食べたりした。
ちなみにここで地下ばなな氏と知り合った。CCSに入る前に、だ。謎の運命を感じる。
(※トレーニング後30分以内に蛋白質を取ることで効率よく蛋白質を吸収し、筋肉を増強できるらしい。)
ジム通いを数回でやめた(2019年5~7月)
とりあえずダイエットにはやっぱりジムだろと乗換駅近くにあるジムに入会。
体組成計乗って、どの運動メニューがいいかとかがわかったし、運動の手順は筋トレをして体を温めてから有酸素運動をやるといいということも教わった。
プールもシャワーもあったし、綺麗なジムだった。
しかし、いつもの言い訳発動。毎週大学で筋トレしてる&1年前期は最大19コマ授業入れていたので忙しいといい、数回しか通わず退会。
一回筋トレからのランニングマシンからのプールからのシャワーとみっちりやった日があるが、翌日高熱を出した。泣ける。
自己流(2019年4~8月)
とりあえずヨガマットとプッシュアップバーを買ったので家で自己流の腕立て伏せ・腹筋・背筋・スクワット各50回ずつ。あと筋トレアプリ(これやれって指示出してくるやつ)もやっていた。
しかし、自己流なので飽きる&いくらでもサボれるのでサヨナラ。
ビリーズブートキャンプ(2019年9月~不定期)
かつて一世を風靡したトレーニングDVD、母の知人から借りた。
これはキツい。とにかく映像の真似をするので回数はあまり数えないけど知らない間に結構な回数の腹筋運動やスクワットをやっている気がする。
特に腹筋プログラム、高校の体育の授業でもやったけど30分で腹筋が痛くなるし、翌日以降も残る痛さ。
汗だくになるし、運動した感があるので達成感がすごい。
しかし、ムービーの間30分~55分動きっぱなしなので水分補給のタイミングが見つけにくい。一時停止するしかないけどね。
リングフィットアドベンチャー(2020年5月~継続中)
出ました。去年10月に発売され、人気に火がついてなかなか買えなかったやつ。今年の情勢も相まってずっと品薄のやつ。
軽い気持ちで任天堂が「入荷しました」といったタイミングで購入した。
実はリングフィットを購入するまで運動に飽きてろくに何もしなくなってしまったのだ。
これマジで最高。
御存知リングコンと左足につけるベルトコンを使って体を動かして敵を倒していくんだけど、マジでゲームが楽しい。敵が強くなっていくのに対して自分のアバターもレベルアップしていくし、運動のバリエーションも増えるし、ゲーム要素として装備を変えたり回復アイテムを使ったりで本当に楽しい。あとやりすぎないように「そろそろ休憩しませんか?」と言ってくれるし、運動記録もつけてくれる。ありがたい。
本編のワールドマップを進めていくのも楽しいけど、ミニゲームやカスタムセットで気軽にサクッとトレーニングできるし、リズムゲームもあるし、飽きない。
ストーリーも面白くてキャラクターもみんな濃くって好き。私はアッシリーナさんが一番好き。
忙しくて1か月近く開けることもあったけど一番続いている運動がこれ。
ちなみにお気に入りの運動は「ワイドスクワット」「モモデプッシュ」「船のポーズ」「ヒップリフト」だ。足を細くしたいもん。
ここ最近はカスタムセットで上記のもの含め好きなやつを合計10分やった後、本編を20分進めるのが日課。
正直、あつ森より継続している気がする。てか厄災の黙示録発売したのにミファー攻略しただけで進んでない。筋トレを優先してしまう・・・
エアロビ(2020年8月~継続中)
リングフィットで筋トレをしているものの、何かが足りない。
そう、有酸素運動だ。
筋肉は鍛えていても脂肪は燃焼できていない。
あと、体を動かしているけど筋トレは同じ動きを黙々とやるのだ。途中できつくなって「馬鹿野郎!お前はここで諦めるのか!痩せたくないのか!」と自分との闘いをするものだ。ストレス解消で体を動かすものとは言えない気がする・・・何かやりたいな~と思って行きついた先がエアロビだった。
踊ることは好きだけど周りからは変な動きにしか見えないらしく、笑われて恥をかくのがいつものことだったが、一人で動画を真似する分には楽しくやれる。
色々調べてたら今年のステイホームということもあって出てくる出てくる動画の山。
ここで私がお勧めしたいのは「カラダほぐしチャンネル」だ。
何が素晴らしいかって種類が豊富だから「何分間、どの程度やりたいか」選べることだ。それに字幕で動きが変わる前に指示を出してくれる。他のチャンネルだと急に動きが変わって脳がバグるんだけどそれがない。素晴らしい。
それについ最近「紅蓮華」やNiziUの「Make You Happy」とかダンス式のものをアップロードしてくれたのでさらに楽しく飽きずにやっていられる。
ストレッチ(2020年8月~継続中)
筋トレをしたものの、細くならない。
その原因は筋肉が凝り固まっていることらしく、ストレッチをするべしと知った。
肩こりや姿勢改善のためにも、主にこれをやっている。
あと前モモが張っていることが現状の一番の問題なので前モモストレッチもやっている。
最終的に行きついた結論は
・楽しくやる
・「毎日やる」とか「何十回もやる」とか気合を入れすぎない
・間が空いてもまたやればいい
ゆる~く楽しくやるのが継続のコツでしたわ。効果が出る前に辞めたら意味ないもの。
4食事のこと
野菜と肉中心・栄養重視
基本的に食事は栄養補給という考えで食べるものを選んだ。
よく食べたのは「アボカド、トマト、納豆、卵、鶏むね肉、もずく、かつお、ヨーグルト、キウイ」だ。
何の栄養がどこにいいのかを知っておいて、体調に合わせて食事をとる。
コンビニでご飯を買うときにも「蛋白質と野菜!」を心がけた。
サラダを食べるときはドレッシングではなく、気分がいいときはそのまま食べて、たいていは体にいいオリーブオイルやごま油や酢をかけてた。
逆にカフェインや糖分やアルコールを取りすぎないように気を付けている。コーヒーや緑茶は一日1~2杯程度。家呑みも基本的にしない。それにお菓子やスイーツも毎日食べることはしない。
栄養があるものを食べて、ジャンクフードとか体に良くないものは控える。
正直カロリーはそこまで考えていない。しいて言うなら調理法は揚げ物より蒸し物って気を付けていたくらい。
それに胃がはちきれそうになるまで食べるんじゃなくて、もう少し食べられるかな?という感じの腹八分目にしている。
そういや10年くらい前は「納豆ダイエット」「リンゴダイエット」「蒟蒻ダイエット」とか食材ダイエットが流行ってたけど最近見かけないな・・・他にも何か食べるならいいけどそればかりだと栄養偏るから良くないとは思う。
水を飲むように
今までは選ばれた綾鷹ばかり飲んでいたが、カフェインの取りすぎで足がむくむ。それに脱水起こしたことがあった。危険。
それにカフェオレとかジュースとかは糖分入っているから余計なカロリー取ってしまう。
体を冷やさないためにも家で飲むときは基本的に温めてから。
たまにラーメンやスイーツを食べる。我慢しすぎない
良くダイエットというと「チョコは食べない!ラーメン食べない!」とか我慢するものが多いけど、それ自体がストレスになってダイエットが続きにくいし、一度食べてしまうと「もういいや」とやめてしまうことが多い。
要は毎日食べてカロリー過多・栄養失調にならなきゃいいのでたま~に食べるくらいなら幸せになるので無理しない方が絶対いい。
ラーメン最高!ケーキ最高!
5その他の習慣のこと
買い食いとお金
浪人の時特に問題になった買い食い。
大学に入るとライセンという魅惑たっぷりなものがある。本来の
私ならついついお菓子を買ってしまう。
しかし、こう考えるようになった。
「このドーナツは100円で、カフェオレは150円。しかし、今ここで我慢して100円の水だけを買えば合計150円安上がりだし、カロリーも取らなくて済む。これから10回こうしていけば合計1500円浮いてあの本が買える!40回我慢すれば6000円でゲームソフトが買える!よしやめよう!」
というドケチ思考で買い食いをやめた。案外効くぞ。
整体
足が太いのが気になるんだけど、これは姿勢が悪いかららしい。蟹股で猫背で巻き肩で反り腰で前屈姿勢で・・・
3ヶ月くらい通っているけど、効果はこれから出てくるのだろうか。謎。
タバコ吸わない
そもそもにおいと煙が苦手。さっき言った通りお金が気になるし、それに肺が悪くなって運動が思うようにできなくなりそう。
それに千円札でたばこ一個買うと妙だな・・・ってコナン君に後をつけられるぞ。
6結果発表
冒頭の通り、途中でサボりつつも合計11キロの減量に成功した。
写真は載せられないが、ぽよぽよだったお腹はぺったんこになり、裏モモは痩せて尻が乗っかることはなくなったし、特に右腕の上腕二頭筋がはっきりとわかるようになった。
それに、1年前はきつくて関節を曲げると破れないかが心配になったり血流が止まりそうになったりするパツパツのズボンがするっとはけるようになった。これは嬉しい。
さらに詳しく下記で述べていこう。
7ダイエットのメリット
「肌がきれいになる」
昔から悩まされてきたニキビ。20を過ぎたら吹き出物のなるやつ。
ずっと顎に小さいのがぽつぽつあるのがデフォルトだったし、たまに白くてでっかいのが鼻の下や顎にできたら1~2週間は消えなかった。
これが痩せた後は肌がつるつるになったし、たまに白いのができたとしても3日で目立たなくなるし1週間で完治する。これは嬉しい。
「丸顔・求心顔が解消される」
顔周りにお肉がついていたのがシュッとしたおかげで顔がすっきり!
脱・地獄のミサワ顔!
(むくみはマッサージでとってます)
「着たい服が着られる」
足が細くなったりしたおかげでよく売っている服がするっと着られる!
「鏡を見るのが楽しくなる」
着実に痩せていることを実感するのが楽しいし、スリ真似で髪や肌のケアをしたから綺麗な自分が鏡に映る!もう鏡見て嫌にならなくていい!
「運動の楽しさを知った」
もともと運動が大嫌いだったし、徒競走やマラソン大会でビリ争いをしたり運動ができなくて笑われたり怒られたりするのが嫌だった。でも今は自分一人で楽しくやってるし、かけられる負荷が上がったりできることが増えたりするとやっぱり嬉しい!自分の成長が感じられるのっていい!
「お財布にも優しい」
余計な買い食いが減ったおかげで節約できるし、その分趣味にお金をささげられるぞ!
「そもそも健康になる」
結局これに尽きる。肌荒れがなくなったこともそうだし、筋肉が増えたおかげですぐ疲れることがなくなった。やっぱり体は資本。痛感しました。
8ダイエットのデメリット
「外食がきつくなった」
以前なら余裕で食べられた量が食べきれなくなった。一回残したことがある・・・(普通盛りで初見の店)本当にごめんなさい。
そもそも腹八分目がデフォルトになったから何とか食べきれても美味しさより苦しさが勝るようになったのが辛い・・・
「服を買い替えることになった」
好きな服が着られるとは言ったが、元々持っている服は緩くなり、勝手に落ちてくるズボンやスカートと格闘することになる。モノによっては数回しか着ていないのにリサイクルショップ送りになった・・・もったいない涙
「体重だけがすべてじゃないことを痛感した」
今回11キロ痩せたが、まだ一つ気に入らないことがある。
脚だ。
太ももがいまだに太い。スキニーパンツ履けない。もっこりした前モモが醜い・・・
ダイエットの指標で体重やBMIがよく使われているけど、それじゃだめだ。
体重が減れば見た目が細くなるわけじゃないのだ・・・くっ
9今後の展望
脚痩せしたい!!!!なんで10キロ以上痩せたのにまだ足が太いの!!!!スキニーパンツが似合わない!!!!それになぜか上半身だけがりがりになっていく!!
ということで足を冷やしてむくむことがないようにレッグウォーマーを導入した。それに一応許容範囲まで足が細くなったので着圧ソックスも導入するつもりである。
それとカフェインと塩分とアルコールを控えて、温かい水をこまめに飲むことやストレッチを継続していくつもりである。
新しくスポーツウェアを買ったし、引き続き楽しくリングフィットをやっていこうと思う。
10総括
全部書いて思ったけど、私がやったことはダイエットというより健康的な生活を心がけたという方が正しいと思う。
私の方法はよく見る「〇ヶ月で10キロ減!」みたいな即効性はないけど、ゆるく楽しくやって生活習慣に定着してじわじわと痩せていったもので、ストレスはないし、リバウンドもそこまで心配していない。
この生活習慣を変えたことで運動や美容の楽しさや、健康のありがたみがわかるようになった。これが幸せだ。
これからももっと綺麗な自分に出会えるように頑張っていこうと思う。
終わり。
猿レベルの絵描きが絵の勉強をした結果、そして思うこと
こちらはCCS †裏† Advent Calendar 2019の18日目になります。
CCS †裏† Advent Calendar 2019 - Adventar
前:かめさん
(私も京都いきたいなぁ・・・)
どうも、CCS(裏)アドカレ18日目を担当させていただきます19のスルメ大王です!クリスマスまであと一週間ですよ…
以前からブログを書いてみたいと思っていたところ、CCSアドカレという素敵な企画があると知り、飛び入り参加させてもらいました。(あと遅刻してすみません)
そして、今回のお題は・・・
『イラスト超初心者が絵の勉強をガチってみたらどれだけ成長するのか?』
です。ほぼタイトルのまんまです。
本題に入るよりも先に練習前と練習後のイラストの比較をお見せしましょう。
まずは練習前、じゃかじゃん!
へ た く そ か
顔も体もアンバランスだし、服の構造もおかしいし、何なら目と髪の塗り方が雑すぎる。よく絵を描こうと思ったな?身の程知らずにもほどがあるぞ?(詳細は後述)
では、今日描いた絵をお見せしましょう。
ばばん!!!
ましになった!!!だいぶましになった!!!でも髪とかの塗り方雑になっちゃったし、本当は背景とかもうちょいこだわりたかったけど仕方ない。締め切りに間に合わない。RTA状態で描いた。
でもね、勉強して練習するのってやっぱり大切なんですよ・・・
それではビフォーアフターを最初に提示したところで、その間私が何をやってきたのか、そしてそれを振り返って思うことについて触れていきたいと思います。
P.S.うわちょっと待って左手逆にした!!!!やらかした!!!!!泣
左手と色塗り含めて今度完全版投稿します・・・泣
- 0.絵の勉強をしようと思った話
- 1.なんか変だよ私の絵
- 2.問題点を探して
- 3.練習の前に勉強しよう
- 5.成果と感想
- 5.5.(オマケ)調子乗って撃沈した話と昨今の「絵は簡単に描けるでしょ問題」に物申す
0.絵の勉強をしようと思った話
私はCCS以外に漫研にも所属している。
漫研に所属した理由、それは・・・
推しを!描きたい!!!!
自分の!!!見たいものを!!!!描きたい!!!!!
こんな単純なものである。
え?だって見たくない?他人のかっこいい/かわいい/エロいetcな推しも最高だけどさ、せっかくだし妄想を具現化したくない?同じ内容でも詳細が違ったら別物だし、もう描くしかないじゃん?
というわけで、漫研なら絵のうまい人が多いはずだし、なんなら同人誌出している人も一定数いるから極意を聞けるかもしれない!そんな動機で入っていった。
で、入って絵を描いてみたはいいものの、絵のうまい先輩にこんなことを言われた。
「影とか服のしわとか練習した方がよくない?」と。
うん・・・それはそう・・・どこに影が入るのか、しわが入るのかわからない・・・
そして月日は流れ、絵はつたないながらもMedibang Paintを導入してデジタルに手を出し始めた。学祭ではなるべく絵を描き、当日リクエスト(2時間程度でキャラを描く)もやった。
学祭終了後のある日、私は一枚の当日リクエストの出来にそこそこ満足していた。神の塗り方や金属っぽい部分や細かい個所を、先輩から教わった塗り方を存分に発揮できたと思っていた。・・・その時までは
同期からこんなことを言われた。
「顔のバランスが悪い。輪郭がおかしい、目の位置がずれてる」
・・・ぐっ確かにそうだ・・・こんなのアタリの線をきちんと書いていれば防げたはずだ。彼にその狂ったパースを直す機能を教えられながら心に刺さったとげを抜こうとしていた。てか色々機能あるんだな、知らなかった。
極めつけは、これだった。
「え?デジタル始めたばっかだったの?よくそんなんで当日リクエスト受けようと思ったねwww」
・・・まーあショックだった。自分は絵が下手なのを改めて実感したのもそうだけど、そんなに変な絵をお客さんに渡してしまったのがすごく申し訳なくなった。
クソが!!見てろよ!!!絵上手くなってやるからな!!!絶対推しの同人誌出して見せるからなコンチクショオオオオオオオオオ!!!!
その後しばらくしてCCS裏アドカレで自由度の高い記事を描けることを知り、ちょうどいいと思い2週間えの勉強をしてみることにした。
1.なんか変だよ私の絵
さて、私が絵が下手だということは重々承知だ。どう下手なのか、見てみよう。
今までデジタルに着手して描いた絵たちがこれだ。
なーんか下手なんだよな。違和感がある。小学生が書いた絵レベル。
そう、こんなレベルなのにジャケ絵に当日リクエスト、身の程知らずにもほどがあるだろう・・・泣きたい。申し訳ない。
2.問題点を探して
私の絵はいったいどこがおかしいんだろう?その問題点を見つけるべく、改めて絵を描いてみた。
一枚目の例のアンバランスなミクさんである。
何故ミクさんを選んだかというと、初音ミクは公式イラストはあっても、かなり描き手による解釈が現れるキャラだからだ。その分自分の実力が反映されると思い選んだ。
そしてあのざまである。
絵を描き進めていくうえで、特に初心者なら
「ここ、どうかけばいいんだろう・・・」
「この機能どう使えばいいんだ?どこにそんな機能があるんだ?」
となることが多いと思う。
現に私がそうだったので、描いている最中に感じたことやと書き上げたものを見て思ったことを統括して問題点を挙げた。
・デッサン狂いがひどい(特に肩と腰)
・服のしわが書けない
・肌や髪の影の位置がわからない
・髪のハイライトの位置がわからない
・色が全体的にのっぺりしている感じ(世間のつやつやイラストみたいに色を塗りたい)
・レイヤーの種類が多すぎてわからない
私はこんな感じだった。これらの問題を分類してみると、そもそも描き方がわかっていないのと色の塗り方がわかっていないのに分けられる。
この2つをつぶしていこう。
かくして私の絵の特訓は始まったのだった。
ちなみにパソコンはSurface Pro 6で、これを機にClip Studioの体験版を導入した。
3.練習の前に勉強しよう
上記の通り、私には絵を描く上での問題点がいくつか見つかった。
この2つに共通することは、「知らないから描けない」ということである。
要は勉強をすればいいのだ。
まず色々調べてみた。体の描き方についていいものを見つけた。
それは「ヒロマサのお絵描き講座」である。
pixivで講座を色々検索していた時に見つかった。
これは私の苦手な頭と首と肩の接続や、横顔の描き方もわかるはず!とりあえず顔の描き方編と体の描き方編をぽちった。
そして塗り方やクリスタの機能は公式の使い方講座と、適宜ググることで補うことにした。
上田ヒロマサ先生のpixiv
https://www.pixiv.net/member.php?id=265599
顔の描き方編(Amazon)
体の描き方編(Amazon)
クリスタ公式講座
4.勉強して練習、そして自分なりに解釈
講座本が届いたので読み込む。とにかく読み込む。そして理解ができたら実際に描いてみた。
顔の構図で苦手だったアオリとフカンを練習したり
等身の練習をしたらバケモンが出来上がったりもしたが
自分なりにもっとうまく描くにはどうすればいいか考えてメモしていった。
漫研内では「絵の上達には模写が一番!」と言われているし、CCさくらが好きなので模写もやっていた。
あと、「動きのある体はアタリを使おう」「まず描きたいものをイメージする」とヒロマサ先生の本で書いてあったので・・・
スマブラのスクショ機能を利用して
シェアアアアアアアアア!!!!(書いてみたりもした)
そして欲望の赴くまま描いた絵に色を塗るとき、『色トレス』(主線の色を変えること)を実行してみたり、いくつかのサイトを参考にして真似してみたりした。
その絵はR-15気味なので注意↓
こうして私はちょっとずつではあるが覚えたことが増えていった。
5.成果と感想
こうして私は約二週間の練習を終えた。
その成果が2枚目のミクさんだ。これに関して思うことは・・・
左手の向き逆にしたのマジでやらかした
と一番に思うが、4時間でここまで書き上げられたのが自分でも信じられないと思う。
正直、私は体を描くのが苦手で、前述したが頭と胴体の位置関係には特に頭を抱えていたのだ。
でも、体の構造をきちんと学び、練習したことでサクッと描けるようになった。
「描けない!わからない!泣」となるストレスがないのだ。これは大きい。
絵を描きたい、上手になりたい諸君、まずは学べ。そして練習せよ。この効果は私が身をもって証明した。
というわけでお猿レベルの絵描きが成長していく過程でした。
あとはオマケという名のシャウトですので飛ばしていただいても結構です←
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
5.5.(オマケ)調子乗って撃沈した話と昨今の「絵は簡単に描けるでしょ問題」に物申す
絵の練習を繰り返し、ちょっと筆が早くなったのとクリスタになれてきたのとで樹文の好きなジャンルのワンドロに先日参加してみた。
見事に撃沈した。
フォロワーがほぼ一切いないのもあって、下手なこともあってふぁぼもつかないしツイートインプレッションも伸びない。
頑張って描いたのに、いいアイデアを具現化したのに、これだ。
現実はそう甘くないんだ。
そう思い知らされた。調子に乗りやすい私にはいい経験だったと思う。
で、ここからは怒りの文章。
よくツイッターで「絵、描けるんでしょう?チャチャっと描いてよ無償で!」ということを言ってくる不埒な輩がいるという話題が定期的にあがってくるが、今までの私は「ひどいことをする人間もいるもんだなぁ」と少々他人事ととらえていた。
しかし、絵を練習して分かった。
これは殺意がわく。
まずね、チャチャっと描けるようになるまで練習が必要なんだよ。今回描いたブログのとおり。そう考えると時間はただその絵1枚を描く分だけでなくそれまでの経験も含まれることになる。この発言はそれを見くびっているように取られると思う。
そんなに楽に描けるんだというなら自分で描いてみようよ。思ったより描けなくて辛いはず。だから絵がうまい人にやってもらいたいんだろうけど、舐めた発言するやつの依頼なんて受けたいか?受けるわけないでしょう・・・
絵を描くには根気が必要なんです。いい絵を描きたいんなら色塗りのレイヤーを何枚も使うし、塗るのにも時間がかかるし色の吟味にも時間がかかる。いちいちレイヤーに名前つける作業もしておかないと後で大変なことになる。細かい作業が絵を描く以外にもあるんだよ。何なら二枚目のミクさん、ラフだけでレイヤー5枚消費した。
それでも、あなたは、絵は楽なことと、言えますか?
・・・実のところ、私は他人に対しては言わないが自分の力を過信していて「絵の上達なんてすぐでしょw」と思っていた。実際はナメクジレベルの上達度である。
正直に言うと、私には自信があった。子供のころから絵は得意な方で何度か美術やポスターで賞を貰ったことがあるから、絵は描けると思っていた。
でも、自分で勉強して練習しないと本当にいいものはできない、気づいた。
絵に限らず、受験勉強だろうとスポーツだろうと「こんなのできるっしょ~w」と舐めプしてしまう人は気を付けた方がいい。
自分は、思うほど、できる人間じゃない。
私がそうだし、はっきり言うけど、「自分ならできるしw明日から本気出す~w」ってなっている人たち、正直なところ『出来ない自分』がいることを認めたくないのではないかと思っている。というか私がそう。そうじゃなかったら当日リクエストやワンドロの件で「自分がこんなにもできないなんて!」とショックなんか受けてない。
じゃあ、どうすればいいのか?
私の答えはただ一つ、出来ない苦しみを上回る楽しみを見つけることだ。
まだ下手だけど、自分の成長を実感できて嬉しいし、何より推しをただ妄想だけじゃなく具現化するという行為ができている現状にすら今とても感動している。
いつかこれですら乗り越えられない壁にぶち当たりそうな気もするが、その時はその時。
また頑張っていこう。まだまだだ。
目標は自分の好きを絵で完全再現できるようになるまでだ。
とりあえず、ヒロマサ先生の講座本の手の描き方編も買ったからそっちもやっていこう。
よっしゃ!燃えてきたぞ!
以上、スルメ大王と絵のお話でした!ちゃんちゃん!
CCSのC97用ジャケ絵まだ決まってないならリベンジがてらやろうかなぁ・・・(12月総会は欠席だったのでわかっていない)